はじめに:

Searchのインストール〜認証方法を説明した動画を視聴してください。

認証を終えたあと、ページ下にスクロールしてSearchの使い方や機能をご覧ください。

Searchの機能について、他の動画を視聴する場合はこちら

1. インストール

最新のインストーラーをこちらからダウンロードしたら、インストーラーを起動し、画面に表示される手順に沿ってインストールを完了してください。

Search - Install

2. iLok認証

Searchを初めて起動すると、以下の選択肢が表示されます。

  • Try: 7日間のトライアルを開始
  • Activate: iLokアクティベーションコードを入力し、認証を完了
  • Quit: 認証をせず終了

iLok USBキーは必須ではありません。iLok Cloudを使ってコンピュータ本体の認証が可能です。

以下の指示に従って、トライアルを開始するか、ライセンスの認証を行ってください。

Search - iLok Activation

7日間のトライアルを開始する

「Try」ボタンをクリックして進めてください。iLokアカウントを既にお持ちの場合は、アカウント情報を入力するとトライアルの認証が完了します。

iLokアカウントをお持ちでない場合は、「Create New Account」をクリックして、iLokのサイトでアカウントを作成してください。アカウント作成が完了したら、Searchへ戻ってiLok IDとパスワードを使ってログインしてください。

Search - iLok Activation

iLokアクティベーションコードを使って認証する

Searchを購入すると、メールでiLokアクティベーションコードが届きます。メールはPro Sound Effectsより送信され、主題は「Downloads for Order PSE...」から始まります。

永続iLokライセンスを認証するには、「Activate」ボタンをクリックしてアクティベーションコードを入力し、ライセンスをiLokアカウントへ保管してください。iLok USB キー(第2世代モデル以降)を認証、もしくはiLok Cloudを使ってコンピュータ本体を認証することが可能です。

Search - iLok Activation

認証プロセスが上手くいかない場合は、iLok FAQをご覧ください。

3. データベース

スキャン

Searchを使い始める前に、データベースを作成する必要があります。

データベース作成は、オーディオファイルをSearchの画面にドラッグするだけで完了します。Searchは現在WAV、AIFF、OGG、FLAC、MP3形式に対応しています。

画面の指示に従い、データベースに名前を付けてOKをクリックしたら、Searchがスキャンを開始します。ファイル数とコンピュータのスペック次第でスキャンに掛かる時間が変わりますが、スキャンが完了するまでお待ちください。

Search - Database

 

列に表示されている内容

スキャンが完了すると、読み込んだサウンドが画面に表示されます。各列はメタフィールドに該当します。列のタイトルを右クリックすると、メタデータのリストを確認することができ、表示・非表示の設定をすることができます。

Search - Display


表示の設定を変更すると、その変更がView Preset #1に保存されます。

Search-Database-3

さらに表示の設定を変更した場合は、選択されているView Presetが更新されます。

 

メタデータの編集

Searchは、オープンiXML形式と標準ブロードキャストWAV形式で、メタデータ読み込み・書き込みを行います。これらのメタデータは様々なアプリケーション上で読み込む事ができます。

全てのメタデータは詳細パネルから確認することができます。詳細パネルの表示・非表示を切り替えるには、こちらのアイコンをクリックします: Search-Database-4

Search - Edit Metadata


メタデータを編集するには、メタデータタイトルの下をダブルクリックしてください。

Search - Edit Metadata

サウンドを右クリックしたら表示される「Edit Description」からも、メタデータの編集は可能です。

Search - Edit Metadata

メタデータの変更は、Searchのデータベース内でのみ適用されます。

もしメタデータをファイルに埋め込みたい場合は、データベースメニューから「Write Metadata to Changed」コマンドを選択してください。

 

データベースのインポート・エクスポート

バックアップ用にデータベースのエクスポートをしたい場合、もしくはエクセルなどでより詳細なメタデータ編集をしたい場合は、データベースメニューから「Export Database」を選択してください。これを選択すると、表計算アプリなどで編集することができるCSV形式ファイルがエクスポートされます。

データベースメニューで「Import Database」を選択すると、過去にエクスポートしたデータベースをインポートすることが出来ます。

4. 検索

検索に単語を入力する際は、単語間にスペースを入力してください。

  • 例: Crow Distant

検索したい単語を入力すると、Searchが候補を表示します。

Search - Searching

複数の単語を検索したい場合は、単語間をコンマで区切ってください。

  • 例: Dark, Moody, Drafty

特定の単語を除外したい場合は、単語頭にマイナスを付けてください。

  • 例: Crow -Crowd

Advanced Searchアイコンをクリックすると、より細かい検索を行うポップアップが表示されます。これはより全ての検索機能をより使いやすくまとめたものです。

Search - Advanced Search

ランダム化した結果

多くのサウンドデザイナーは、インスピレーションを得るために、意図的に検索結果をシャッフルすることがあります。検索結果をランダム化するにはサイコロのアイコンを押してください:Search - Random 

5. より細かい検索

ブラウザでは、フォルダやカテゴリ単位で検索結果を掘り下げることができます。プロジェクト名・作成者名でフォルダが分別されているライブラリを使われている場合、この機能は非常に便利です。ブラウザの表示・非表示はこちらから変更可能です: Search-Searching-2

フォルダをクリックすると、そのフォルダ内の結果のみが表示されます。

Search - Browsing Folders

カテゴリをクリックした場合も同様です。

Search - Browsing Categories

プレイリスト

Playlistタブから、プレイリストの作成・検索をすることができます。プレイリスト機能は、特定のサウンドを一箇所にまとめたり、お気に入りのサウンドへ素早くアクセスしたい場合に便利な機能です。

Search - Playlists

初期設定では、新しく検索を行うとフィルターは全てクリアされます。特定のフォルダ、カテゴリ、プレイリスト内に検索を制限したい場合は、各タブの「Lock」スイッチをオンにしてください。 Search - Lock Playlist

6. サウンドを聴く

Searchはシステム出力デバイスを使用して音を鳴らします。出力デバイスを変更するには、Searchを終了し、コンピュータ自体の出力設定を変更してください。

波形のすぐ上に、再生オプションが表示されます。

Search - PlayPlay (Spacebar) --- 再生(スペースバー)

Search - Loop PlaybackLoop Playback --- ループ再生

Search - Playback DirectionPlayback direction --- 再生と逆再生の切り替え

新しいサウンドを選択した際にオート再生して欲しい場合は、環境設定からオート再生をオンにしてください。

波形の選択

波形をクリックしてドラッグすると、波形上で範囲の選択が可能です。

Search - Waveform Selection

選択範囲は「Selection Start/End」を使って細かく調整することができます。ご希望であればフェードをかけることも可能です。フェードを追加するには、波形の右上もしくは左上にカーソルを置くと、フェードのトリムが表示されます。

Search - Waveform Selection 

音量

アウトプット音量は、Volumeスライダーを使ってコントロールすることができます。ここで視聴する音量を増減させても、メーターの測定値やトランスファーゲインには影響しないので、ご注意ください。Volumeスライダーをダブルクリックすると、ゲインが0dBに戻る仕様になっています。

Search - Volume

再生速度

プレイバックの速度は、Speedスライダーを使って変更できます。これは可変速度スライダーなので、速度を変化させると音程にも影響があります。これはサウンドデザイナーにとって重要なツールです。

Search - Speed

チャンネルセレクター

Searchは殆どのマルチチャンネル形式に対応しています。マルチチャンネル形式ファイルの中から1つのチャンネルを聴きたい場合、そのチャンネルをクリックしてみてください。

コマンド+クリックで複数のチャンネルを同時に選択できます。以下の画像は、5.1 chファイルのLRのみを選択した場合の例です。

Search - Channel Selector

 

7. サウンドのエクスポート

他のソフトにサウンドを転送する方法は幾つか存在します。ファイルを直接ドラッグ&ドロップするのも1つの方法です。

Search - Exporting Sounds

もしくは波形内の範囲を選択し、その部分をドラッグ&ドロップする方法です。範囲選択後に波形の下半分をクリックしてドラッグ&ドロップしてください。

Search - Exporting Sounds

Pro Toolsへのファイル移動

Pro Toolsのタイムラインへ直接ファイルを移動するには、キーボードの「S」を押してください。これで指定のファイルが、Pro Toolsセッションファイルのオーディオフォルダへコピーされ、タイムライン上へインサートされます。

移動したファイルは、クロスフェードがやりやすい様に、左右にオーディオの余りを若干含んでいます。その「余り」の尺は環境設定から変更可能です。

8. サポートとリソース